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2005.08.16

<気まぐれコラム>

             日々歳々(2)

終戦60周年を迎えた今日、数年前に某雑誌で読んだ記事を紹介したい。終戦を迎えた昭和二十年。平壌(現北朝鮮)に出兵していた峰谷弥三郎氏(当時二十七歳)は二歳年上の妻と一歳になった娘を残し、スパイ罪の容疑でソ連兵に連行された。彼は容疑を否定したがソ連の軍事法廷は一方的な判決を下し、十年間の強制収容所送りとした◆極寒の地シベリアで過酷な労働に駆り出された蜂谷氏は、悲惨な生活を送りながらもいつかは、妻や娘に会える日が来ると信じ、日本語を忘れまいと百人一首を口ずさみ、指で漢字をなぞったという◆10年後、蜂谷氏は囚人の身から解放された。しかし、当局の厳重な監視下に置かれて町から出ることも、家族との連絡、日本への帰国も禁じられた。蜂谷氏は生きるためにソ連の国籍を取得、貧しい生活に耐えた◆1991年、ソ連が崩壊した。峰谷氏は五十一年ぶりに祖国の地を踏むことになった。
 2005年8月16日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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コメント

胸にグッと来るお話ですね。

ただ、
「不倫や援助交際が“文化”になっている日本」というのは間違いで、
大昔から文化だと思います。日本ほど宗教的、性的禁忌の無い国は
まず他にないでしょう。別に現代日本の批判でなくても、一つの感動的な
話しとして成立してると思います。買春もするけど、こういう話しも良いなあと
思う、それが人間なのではないでしょうか。

投稿: tanaka | 2005.08.17 00:48

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