パシコン・荒木民生代表の疑惑(10) 大物総会屋・小池隆一氏を石垣島のホテル建設トラブルに派遣
●4大証券と旧・第一勧業銀行による利益供与事件の主人公・小池隆一氏
本紙は、この連載の7回目「身内からも『告発文書』」登場。犯人捜しに必死の荒木氏」のなかで、荒木民生代表に関する疑惑を記した、かなり信ぴょう性が高いと思われる「内部告発文書」が出ており、その資料のなかには「日本全体を騒がせた大物総会屋と荒木代表とが懇意であることを証明する裁判所資料もある」と記した。
その総会屋とは、小池隆一氏のことである。
97年に勃発したこの利益供与事件、取るも取ったり、小池氏は4大証券と旧・一勧から総額実に約128億円の融資を受け、企業側で逮捕された者は32名にも及んだ(起訴猶予の4名は除く)。
小池氏は大物総会屋・小川薫氏のところに弟子入り。その後、仕手筋としても有名な糸山英太郎元代議士、大物総会屋・木島力也氏、政界フィクサーだった児玉誉士夫氏等と交流を持ち、めきめき力をつけ、やがて自身が大物総会屋になる。もっぱら与党としてで、“企業の黒幕”とも言われた。
同事件では、99年4月、懲役9カ月、追徴金約6億9363万円の実刑が確定。服役し、とっくにシャバに出ていた。
この小池氏が、イーストチャイナシーホテルの所有権、その借地権を巡って、ファンタジィランド側と荒木代表側との間でトラブルが起きた際、荒木代表側の代理人として、荒木代表の息子・謙氏と共に石垣島現地に出現。同時期、暴力団組員も10数名登場し、その暴力性を背景に、ホテルからの立ち退き、和解を強要するのは違法だとして、ファンタジィランド側の弁護士は抗議の「通知書」を送っている。
その内容からして、同「通知書」が荒木代表側に出されたことは疑いない。だが、正確な宛先は記されておらず不明。その「通知書」コピー2枚が、前述の「内部告発文書」に添付されていたのだ。の日付は04年4月17日。
同文書によれば、小池氏が石垣島に現れたのは4月13日から14日のことだった。
そして、ファンタジィランドのオーナーである中野賀友等は、不本意ながら、小池氏、息子の荒木謙氏等と、2度に渡り石垣グランドホテルで面会したというのだ。
この「通知書」、コピーの写りが良くないので、本紙が入手したほとんど同文の1日早い日付の「警告書」の方を冒頭に掲げておく(宛先はパシコンのグループ会社で、荒木代表がやはり代表のPPM社長)。
2005年6月4日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ
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