« パシコン・荒木民生代表の疑惑(2) 「陳述書」で自ら闇金返済立替と石垣島ホテル建設保証の交換条件を認める | トップページ | 高額納税者公示 フジテレビ・日枝久会長はなぜ公示外? »

2005.05.22

国際協力銀行は完全解体すべき

●相手国住民に訴訟まで起こされるケースも。何のための援助なのか!

 本紙は05年4月5日、「民間銀行など比でない政府系金融機関の巨額不良債権ーー国際協力銀行、1兆8000億円の不良債権隠し」なるタイトル記事を報じたが、その後、同行に関していくつもの情報提供があったので、中間報告しておく。
先の記事では、①巨額の財政投融資が投じられているにも拘わらず、その融資実態は杜撰で、巨額の隠れ不良債権があり、近い将来、税金で埋め合わせされることは確実。②それでも、まだ的確な融資が行われていれば、幾分、救いようがあるが、中には北朝鮮の生活用電力供給用原発建設を目指したが完全に頓挫してた朝鮮半島エネルギー開発機構や、東シナ海の中国の天然ガス・パイプライン向けなど、国益に反する融資までされている事実を指摘しておいた。
これに対し、いうまでもなく、国際協力銀行はODA絡みの融資が多いが、その中には相手国住民に歓迎されないどころか、逆に、彼らの生活を破滅させ、大規模な自然破壊を招いている事実も指摘しなければならないというもの。その多くはダム開発や道路建設で、なかには必要ないと思われるものさえあるが、それは、実際にその工事の多くを行うのは、わが国のゼネコン等、関連業界企業で、ODA資金の多くは何のことはない、癒着したわが国企業に“還流”されているというわけだ。
 さて、その典型例がインドネシア・スマトラ島におけるコトパンジャンなる巨大ダム建設(融資額約321億円)。
 同ダムは当初から、疑問視する声もあったが強行され、すでに1997年に完成している。これに対し、水門を開けるなどの現状回復、損害賠償請求(約194億円)等が、02年、03年と、現地の計8000名を越える住民によってわが国の東京地裁に提起され、現在も審議中。被告は日本国政府、国際協力銀行、国際協力事業団、それに同プロジェクトをコンサルした東京電力系設計会社・東電設計。被告にはなっていないが、ダムの躯体工事はゼネコン・間組が担当した。
 14 その他、フィリピンのルソン島におけるサンロケダム(国際協力銀行から約300億円融資。丸紅、関西電力が主体)、同国のミンダナオ島における石炭火力発電所(融資額は不明。旧日商岩井、川崎重工業も参加)、マレーシアのケラウダム(同、約820億円)、スリランカの南部交通網開発事業(同、約189億円)等、疑問の声が起きているプロジェクトは数多い。
 以下、参考になるHP。
FOE JAPAN 開発金融と環境プログラム
コトパンジャン・ダム被害者住民を支援する会
 2005年5月22日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

|

« パシコン・荒木民生代表の疑惑(2) 「陳述書」で自ら闇金返済立替と石垣島ホテル建設保証の交換条件を認める | トップページ | 高額納税者公示 フジテレビ・日枝久会長はなぜ公示外? »

コメント

コトパンジャンのモデルは、典型的なケースです。
次の、「加害公務員 目録」に御注目ください。
http://www.kotopan.jp/1017%20Kagai%20Komuin.html

(被告・日本政府からの要求によって、原告から提出されたものです。)

投稿: ODA ウォッチャーズ | 2005.05.23 02:34

コトパンジャンは氷山の一角にすぎません。
(例示)
a) 融資決定についてJBICへの意見書 「ダムの必要性に疑問あり!」 http://www.foejapan.org/aid/jbic02/kelau/letter/20050421.html
b) サハリンⅡ開発に関する融資機関宛NGO要請書 http://www.foejapan.org/aid/jbic02/sakhalin/letter/20050204.html
c) プレスリリース
「JBIC融資の最終拠出は止めて!」住民が日本政府へ要望 (2005.01.28)http://www.foejapan.org/aid/jbic02/sr/press/20050128.html

◆FoE JPから、有名なものを選んだだけでも以上3点があります。まだまだ、沢山、あります。

投稿: ODA ウォッチャーズ | 2005.05.23 02:28

日本の健全な発展のために、直接に役立つ、非常に重要な追求の一つです。宜しく御願いします。

投稿: ODA ウォッチャーズ | 2005.05.23 02:16

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/57690/4232851

この記事へのトラックバック一覧です: 国際協力銀行は完全解体すべき:

« パシコン・荒木民生代表の疑惑(2) 「陳述書」で自ら闇金返済立替と石垣島ホテル建設保証の交換条件を認める | トップページ | 高額納税者公示 フジテレビ・日枝久会長はなぜ公示外? »