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2005.05.19

<新連載開始>「NYから眺めたフジヤマ」byマイク・アキオステリス(日本通米ジャーナリスト)⑱自称、大物タレント・大橋巨泉の“賞味期限”

週末、日本のビデオを観ていたら“あの”大橋巨泉が出ていた。大物ぶっている話し方、笑い方に接した瞬間、「日本のテレビ局はなぜ、こんな男を出演させるのだろう…」と思ったものだ。これは個人的感情から言っているのではなく(それも多少はあるが…)、大橋巨泉は国民との約束を反古にした“男”なのである。2001年6月25日、大橋巨泉は「有権者の皆さんへ」と題し、以下のことを有権者に述べている。「ウィーンに滞在中のボクの部3屋に、民主党の菅直人幹事長から電話がかかって来たのは5月21日のことです。ボクの辞書には、政治家になる項目は無く、過去の勧誘もお断りして来ました。まして今は、セミ・リタイアの身です。しかし、『一貫して小泉内閣批判を続けている大橋さんだから、お願いするのです』という菅さんの言葉には、説得力があった。(中略)。結局、立候補する事が、視聴者の皆さんへの、本当の『御礼奉公』になるのではないか、という結論に達したのです。(中略)。しかしあれ程計画し、実現させた自分の人生の優先順位で①に健康、②にパートナーは不変です。ただ、③の趣味をしばらくの間『奉仕』に代えるだけです。畏友・寺山修司が好きだったサローヤンの言葉、『男には、負けると解かっていても戦わなければならない時がある』をもって立候補の言葉とします」。調子にいい男である。つまり、自分は元々、政治家になる気はなかったが菅幹事長から、「三顧の礼」をもって頼まれたので仕方なく、立候補することになったと、それとなく自分を翳しつつ、人生の優先順位とやらの、①に健康、②にパートナーはそのままにして、③番目の趣味を政治に置きかえての立候補、と言い放った。いくら日本の政治が地に落ちたとはいえ、政治を「趣味」の延長線で弄ぶとは、なんともふざけた男である。ところが日本では、この程度の男でも十分、国会議員になれる。そればかりか、いろんなメディアに登場しては、政治を論じ、教育を語り、日本を切りまくる。日本のメディア界の基準は「資質より知名度」のようである。実際、二世、有名人、巧みなパフォーマンス、タレント性…、これらが日本における政治家の、最強の条件になっている。結局、彼は労せずして当選したのだが、すぐにケツを割ってしまった。「男には、負けると解っていても戦わなければならない時がある」との啖呵まできっておきながら、己の我が侭が通る場ではないとわかるや、「やーめた」と投げ出す…自分のことしか考えない無責任さである。また、「リタイア」と言わずに「セミ・リタイア」と、“セミ”を付けるところが、彼のセコサ、狡さに感じられる。実際、居住地をニュージーランドに移している彼にとって、リタイアと言ってしまえば今後、日本で稼ぐことができない。大橋巨泉という人物は常にテクニック、打算、自己中心的に生きているようである。大橋巨泉への個人攻撃となってしまったが、このような例は大橋巨泉だけではない。バラエティー番組でヒステリックに叫んでいる「かの国の元大統領夫人」、野球監督の妻というだけで騒がれるおばさん、首相の息子というだけの無能タレント…、賞味期限のきれた輩たちが「自称大物タレント」として罷りとっている国が、ニッポンである。

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