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2005.04.29

販売員に人権はないのか!? “リストラ殺人未遂事件”の背後に新聞拡販競争の闇

●事件の真相を報じない新聞社 

  本紙は05年3月20日、「殺人未遂事件背後に、新聞拡販競争の闇」なるタイトル記事を掲載した。
   情報提供者の立場や、関係資料などから、信ぴょう性が高いとは思っていたが、事が事であるため、慎重を期して、その時点では関係者が特定されないよう、最大限の配慮をせざるを得なかったが、今回の現地取材でその信ぴょう性に確信を持てたので、とりあえず、ある程度の事実公表と、事件の概要を報じておく。
12_325  殺人未遂事件が起きたのは、03年9月、大阪市内においてだった。
 早朝、読売新聞販売所所長が出勤しようとしたところ、販売所のすぐ近くで待ちかまえていた元販売員に、さしみ包丁で持って顔面などを10箇所以上刺された。所長はもちろん重傷を負った。
 この殺人未遂事件、各社はリストラを逆恨みされたためと報じた。
 確かに、この報道、誤りではない。しかし、事件の本質を報じていないといわざるを得ない。
 実はこの事件に先立つ03年1月、同区内のサンケイ新聞社の販売所に侵入し、チラシを盗んでいたとして、読売新聞販売所の店長など計4名が逮捕される事件が起きていた。
 そして、捕まった店長等の販売所と、殺人未遂事件の現場近くの販売所のどちらのオーナーでもあったのが、殺されそうになった所長だったのだ。
 殺人未遂事件で逮捕されたA氏は、販売所に自分のところでは扱わない大量の新聞折り込みチラシが放置されていたことなどから犯行に気づき、その所長に辞めるように進言していた。
 ところが、所長は辞めない。そこで、やむなくA氏は警察に通報し、事件化した。その結果、その所長にリストラを名目に首切りされてしまった。
 2005年4月29日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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 先日、インターネット放送局『あっとおどろく放送局』で フリージャーナリスト・山岡俊介さんの番組が行われた。 聞き手はTV番組プロデューサーの芳賀正光さん。  社会の闇の部分にも着手しているため、 身に危険が絶えないそうだ。 実際に火炎瓶を投げ込まれ自宅を燃やされていたりもする。  ライブドアのPJやオーマイニュースなど 市民ジャーナリストが増える昨今だが、 実名で活動する際の責任や発言の重さなどを語っておられた。  新聞奨学生、新聞販売の問題もいわば「社会の闇」だ..... [続きを読む]

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