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2005.01.01

三井住友銀行・西川善文頭取の自宅に重大疑惑①

●自宅の前所有者は、金丸系企業 
 ともかく、左側写真(3つの内の中央)の西川善文・三井住友銀行頭取の東京都調布市内の自宅の不動産登記簿謄本コピーをご覧いただきたい。
 これから明らかなように、西川頭取が自宅の土地を入手したのは88年1月20日のことである。
 そして、前所有者は山梨県甲府市の「富士緑化」(社長・石川修。その後、東京都千代田区内に移転)なる会社であることもわかる。
 この富士緑化とはいかなる会社なのか。
 ゴルフ場造成や土木工事を手がける会社。
 しかし、バブル崩壊後、業績が悪化し、03年2月に民事再生法を申請している(認可となり、再建中)。負債総額は約388億円(内、ゴルフ場の預託金が約154億円)。
 問題なのは、同社は故・金丸信元副総理と極めて親しい関係にあった事実。
 金丸系企業といえば、真っ先に思い浮かぶのは「丸金コーポレーション」かも知れない。
 金丸の脱税事件が、93年3月に勃発したのはご存じの通り。その際、東京地検特捜部は巨額の割引金融債を、東京都千代田区永田町の金丸事務所から見つけている。同事務所は「パレロワイアル」というビルに入居していたが、金丸が事務所とは別に使っていた最上階の部屋の名義は丸金だった。また、同社社長は金丸の地元・山梨県議を2期務めていたし、金丸の政治団体「久親会」副会長だった。
 だが、この丸金にも劣らないほど親しい金丸系企業が富士緑化だったのだ。
 まず、前述の脱税事件においては富士緑化も家宅捜査を受けていた。
 また、金丸の妻・悦子さんが長年オーナーを務めた「北斗商事」なる会社がある。同社は東京都港区赤坂に「北斗ビル」を所有、同所が本社になっていたのだが、富士緑化の東京支店はかつて同ビルに入居していた。そして、当時の金丸系政治団体「久親会」の甲府支部長を、富士緑化の社長だった石川彰造氏が務めていた。
 さらに、悦子夫人は89年、北斗商事の株を実に40億円以上で富士緑化に売却している。それと共に、夫人は北斗商事の役員を退き、代表には富士緑化の石川社長が就いてもいる。
 おまけに、金丸の親族が運営していた「境川カントリークラブ」(山梨県境川村)の造成工事を手がけたのは、富士緑化だった(オープンは87年5月)。同社は金丸の実家の造園工事も手がけていた。
「富士緑化はかつて山梨県立美術館、建設省発注の緑地工事などを受注。また、日本道路公団、鹿島や清水、大成などの大手ゼネコンを得意先にしていた。それが、金丸元副総理の地元である山梨県、また建設族で鳴らした金丸の後援者だったこととは、もちろん、大きな関係がある。それ抜きにはあり得ない」(事情通)
 まさに、富士緑化は金丸系企業だったのだ。
 2005年1月1日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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