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2014年8月

2014年8月26日 (火)

<お知らせ>「健康保険法改正研究会シンポジウムin仙台」

20140907_symposium_pr 私たちにとって身近な健康保険だが、実は健康保険法が制定されたのは大正11年にまで遡る。長い年月が経過し不備が生じて、「医師の診療権が侵害されると同時に、国民の受療権も制約」されている、と訴えているのが、「指導・監査・処分改善のための健康保険法改正研究会」だ。
 その事務局を担っている、小児科医院「みぞべこどもクリニック」(山梨県甲府市)の溝部達子医師については、過去、アクセスジャーナルで報じたことがある。溝部医師が保険医資格を取り消されたことをめぐる訴訟(溝部医師の勝訴確定)についてだ。そこで本紙は、良い医師ほど睨まれる「保険医取り消し制度」の欠陥を指摘した。
 今回のシンポジウムは健康保険法改正に向け、医師や弁護士、患者団体などが一同に介して討論し、この問題を広く市民に訴えるものだ。
 9月7日(日)13時~17時、場所は宮城県仙台市のAER30階。入場は無料。詳細はこちら

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<紹介>映画『遺言~原発さえなければ』

A681c7dc5a79110d5faaf28571ff953b 福島第一原発事故から3年半。
 いまも放射能汚染からの避難を強いられる福島県民がいる一方、事故を起こした東京電力は誰も責任をとっていない。しかし、検察審査会が勝俣恒久・元会長ら3人について「起訴相当」とする議決をしたり(8月23日)、福島地裁が原発事故後に自殺した女性につき、東電に4900万円の賠償命令を下したり(同月26日)と、ここにきてようやく潮目に変化が生まれてきた。
 ここに紹介する映画『遺言~原発さえなければ』は、離散した飯舘村村民の苦悩を追った、貴重なドキュメンタリーだ。
 先日東京で行なわれた上映会は超満員のため視聴できない人が生じたため、今回改めての上映会となる。
 8月30日(土)午後1時15分~、東村山中央公民館(東村山市本町2丁目33番地2)。
 オープニングで豊田直巳監督のトークがある。詳細はこちら

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