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2011年10月

2011年10月31日 (月)

書評『脳と心を支配する物質 心を元気にもし病気にもする物質の正体と、それをコントロールするための知恵とは!?』 (ソフトバンククリエイティブ、1000円)

0002  脳と心の動きがどうなっているのか、それを化学的に理解している人はさほど多くないのではないか。なにしろ科学的根拠がまったくない血液型性格分類がいまも流布しているありさまである。
 しかし、脳と心の動きが理解することで、精神的な病の予防や、平穏な日常生活をおくるために役に立つことがたくさんある。
 本書は新書でありながらこの点をわかりやすく、かつ広範囲に説明している。
 第1章で脳と心を生むしくみと様々な伝達物質を述べ、第2章で様々な物質のアンバランスが生む脳と心の状態(うつ病、強迫神経症、統合失調症など)を説明。第3章は「心を変える身近な物質」。おなじみのカフェインから、アスピリン、風邪薬に含まれる物質などの性質がわかる。最後の第4章は「食べ物でも心は変わる」。脳を活性化する糖類、若者をキレさせる亜鉛不足、痛みを和らげるカプサイシン、など知っていれば役に立つ情報が満載だ。
 こう書くと実用書のようだが、前半で丁寧に脳と心のしくみが化学的に説明されているので、表面的な知識以上のものが得られる。

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2011年10月13日 (木)

書評「美人プロゴルファーの『危ない噂』ファンが知らない激ヤバ素顔」(双葉社、1300円)

Ss0001 「数々の有名プロのラウンドを支えている現役のプロキャディー」である著者は、選手についてだけでなく業界全般に人脈を持っているそうである。その著者が知っている、女子プロゴルファーにまつわる「危ない噂」を集めたのが本書だ。
 近頃、女子プロゴルファーはアイドル並みに人気が高くなっているが、その割にはこの種の本はほとんど出ていない。
 マニアによる盗撮を気にしてプレイに集中できなかった美人ゴルファーAはどうやってそれを克服したか。試合中にアソコから音が出てしまう美人ゴルファーの困った話。「経験人数スコア100オーバー」のZ選手といったマル秘ネタから、大物選手YとMの壮絶な罵り合い、K対Sの男をめぐる因縁の対決といったミニスキャンダル、さらにはゴルフ業界の裏話まで、興味深いネタがてんこ盛り。
 ほとんどの選手は匿名だが、業界に詳しい人なら「あの選手のことだな」とピンとくるはず。
 この本、しかし単なるスキャンダル暴露本ではない。宮里藍、宮里美香、横峯さくらなどの有名選手の人柄がわかるエピソードも豊富だから、テレビで一途に試合に打ち込む彼女たちを身近に感じて、ますます応援したくなること受け合いだ。
「内容は少々ショッキングなものも含まれているが、これらは決して個々の選手たちのスキャンダルを暴くことが目的ではない。ゴルフ界には、こんな個性的で人間臭いキャラクターがたくさんいるということを知ってほしいためである」(前書きより)。

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